2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の子ども会と、久しぶりの図書館。

6月までお世話になっていた図書館から要請があって 夏の子ども会の応援に行ってきた。 約2カ月ぶりの元職場だが、昨日まで働いていたかのような 馴染みぶりには自分でも驚いた。 会はとても盛況で、80人近い子どもたちが それぞれ楽しんでいる様子がうれ…

やはりあるのだろう、破滅の恋。

レイチェル ダフネ・デュ・モーリア/作 務台夏子/訳 創元推理文庫 もうひとつの「レベッカ」ー 裏表紙にあったこの言葉に惹かれて手に取った。 デュ・モーリアの作品というだけで、読む価値は充分にある。 従兄のアンブローズは両親を早くに無くした”わた…

水のなか。

夏休み中の妹に誘われて、泳ぎに行っている。 区営のプールで、ただひたすら泳ぐ。 正味30分で、だいたい1000mは泳げる。 ウォーキングもして、1時間。 たったそれだけなのに、心身に与える影響は計り知れない。 日頃の運動不足がたたって、筋肉痛はす…

これぞ、小説。

レベッカ(上巻・下巻) デュ・モーリア/作 大久保康雄/訳 新潮文庫 本は嗜好品だ。 誰にとっても、好きな作家と好きな本がある。 それ以上に、愛してやまないそれらも。 また、好みとは別に、尊敬する作家というのがある。 そのテーマや、作品が醸し出す…

花火三昧。

今年は花火づいている。 荒川から始まって、隅田川、戸田。 一夏でこんなに行ったのは、初めてだ。 この季節になると浴衣を着た人をよく見かける日があり、 (今日はどこかで花火があるのだな、ふーん)と 少し乗り遅れたような気分になる。 前もって、行こ…

バントリー夫妻が大好きでもある。

書斎の死体 アガサ・クリスティー/作 高橋豊/訳 ハヤカワ文庫 DVDをレンタルして、英国テレビドラマ「書斎の死体」を観た。 私は映像化されたポワロの大ファンだが、 このミス・マープルものはいまいちだった。。 細かいところまで描ききれていない。 難し…

古代ギリシアの牧歌物語

ダフニスとクロエー ロンゴス/作 松平千秋/訳 岩波文庫 今日も棚から。 紀元前後から5世紀頃にかけて、地中海世界の各地で書かれた 数多くの大衆読物。そのなかでも有名なもののひとつだという。 私はそのタイトルを、ラヴェルのバレエ音楽として知ってい…

本棚の冒険。

三銃士 (上) デュマ/作 生島僚一/訳 岩波文庫 奥付には、1996年1月10日 第38刷発行 とある。 10年前に買ったものの、読むタイミングを逃していた1冊。 なんとなく手に取って、なんとなく読み始めたら。 ・・・おもしろかった! 下巻を買いに行かなく…

読書日記。

仕事を辞めて一月あまり。 字もろくに書いていなかったことに今、気づく。 ここ数日、ようやく本を開く気になった。 辞める前はずっと、時間が出来たらいくらでも本を読める! と、楽しみにしていたのに。 実際はといえば、日常最低限の雑務をこなし、 あと…