送別会で感じたこと。

古巣の図書館で一緒に汗水流したメンバーから、心のこもった送別会。 
私が送られる立場だなんて、おこがましいのだ。 
みなさん忙しいのに、嫌な顔ひとつせず集まって 
私を心からの愛情を込めて送り出してくださった。 
本当に幸せだ。 

「私も頑張るから、私に負けないで、頑張って」 
私より30以上年上の方からいただいた言葉が胸に響いて離れない。 

頑張る、という言葉。 
よく口にするけれど、改めて考えると私にとって、全然身近じゃない言葉。 
この人生のなかで、本当に頑張ったことなんて、数えるほどしかないと思う。 
手を抜くこと、帳尻を合わせること、気がつけばそんなんばっかり。 
我ながらうんざりする。なんて府抜けた人生。 
それをどうにかしろ、と、言われている気がする。 
今ここで、夢の職場を離れるための意味を考えた。 
私がめったにしない、“自分自身のために頑張る”ことを 
久しぶりにしてみようか。逃げずに。